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安全な遊具たち
自分が子供の頃は公園でたくさん遊んだ
今思えば遊具もすごく大きくてちょっと危ないものも多かった記憶がある
本来の使い方ではない遊び方を考えたり、発見したり
それを、そのやり方を見つけた時は本当に嬉しかった
そして自分に子供が生まれてからまた公園に行くようになった
遊具は年々変化していて、はっきり言えば「危なくない」遊具が多いなぁと思った
上から落っこちても怪我しない程度の高さの遊具や、”この使い方しかできない”といった感じの遊具が最近は多いように思える
そういえばシーソーってどこの公園にも無い気がする
たしかにあれに挟まれたら大怪我するだろうから危なくない遊具に置き換わったのだろう
自分の責任で自由に遊ぶ
僕の住んでいる東京都世田谷区には「プレーパーク」というのがあって、よく遊びに行っている
ここは「自分の責任で自由に遊ぶ」をモットーにした遊び場
世田谷区にはプレーパークは4箇所ある
区内のプレーパーク一覧 プレーパーク 所在地 開園時間 閉園日 お問い合わせ 羽根木プレーパーク 東京都世田谷区代田4-38-52
羽根木公園内午前10時~午後6時 火曜日
(補足)
この他に、夏季・年末年始は休園期間あり羽根木プレーパーク
電話番号 03-3324-9284
ファクシミリ 03-3322-9877世田谷プレーパーク 東京都世田谷区池尻1-5-27
世田谷公園内午前10時~午後6時 月曜日・火曜日
(補足)
この他に、夏季・年末年始は休園期間あり世田谷プレーパーク
電話番号 03-3795-2160ファクシミリなし駒沢はらっぱプレーパーク 東京都世田谷区駒沢3-21
駒沢緑泉公園内午前10時~午後6時 月曜日・火曜日
(補足)
この他に、夏季・年末年始は休園期間あり駒沢はらっぱプレーパーク
電話番号 03-3422-9455ファクシミリなし烏山プレーパーク 東京都世田谷区北烏山8-5
北烏山もぐら公園内午前10時~午後6時 月曜日・火曜日
(補足)
この他に、夏季・年末年始は休園期間あり烏山プレーパーク
電話番号・ファクシミリ共通03-5384-4593
遊具は基本的に手作りの木製
作っているのはプレーリーダーと呼ばれるボランティアの人達
こんな感じの”やぐら”とかがある
ここは「自分の責任で自由に遊ぶ」場所
子供たちの好奇心を大切にして、自由にやりたいことができる遊び場というモットーで運営されている
普通の公園のすべり台は
こんな感じのもので
高さは多分2メートル満たないくらいで保護者が手を差し伸べれば子供をフォローできる高さになっている
けれどプレーパークのすべり台は、
傾斜角度が普通のすべり台よりも強めで手すりも何もない
高さもおそらく2メートル半はあると思う、僕が手を伸ばしてもてっぺんには届かない
けれど、子供たちはガンガン登って行くし、誰も上から落っこちたりしない
ここでケガをしたというのを僕は見た事がない
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子供たちはちゃんとわかっている
僕が思うのは子供たちは”これはあぶないから気をつけた方がいい”というのを言われなくてもちゃんとわかっているという事だ
てっぺんに登って足がすくむような高さのすべり台なら誰だって落ちないように気をつける
それは子供だって同じだという事
手すりがない事によってよりその感覚が肌で感じられるのだと思う
他にも
ノコギリやかなづちなどを自由に使って工作するスペースがあったり
焚き火を使って物を焼いたり
刃物を使う事もできる
ウチの娘は最近できたロープ遊びの遊具がお気に入り
何回も何回もやって、どんどんロープ遊びが上手になっていってるのが見てわかる
この建物は頑張って登れば屋根まで上がる事ができる
階段などがあるわけではなく、自力で登り方を考え見つけなければ登れない
プレーパークの向かいにはミニSLがある
プレーパークに行ってみて思う事
先ほども書いた通り”子供は言われなくてもわかっている”
それを先回りして大人たちが
”○○くん、あぶないからそっち行っちゃダメ!”とか
みたいな事は本当は必要ないんだと思う
”安全な遊具”も子供たちの自主性や可能性を狭めてしまっているんじゃないかな
僕が子供の頃は遊具はもっと危なかったけど、
危ないからこそちゃんと考えて遊んで、そして本来の意図しない使い方の面白さを発見していた
そんな面白さが残っているプレーパーク
これからもたくさんの子供たちがここで遊んでくれるといいなと思う。
RS
今回行った公園
1978年 東京の下町生まれ
高校卒業後にドラマーとして音楽活動を開始
2015年に全ての仕事を辞め家族で世界を見るために妻と子供2人と旅に出る
現在は
旅したり
子育て(というか子供と一緒に育ってる)したり
料理をしっかり作ったりしています
・ブログ『Sparkle in the air』主宰
・ハワイ島のクラフトビール “Big Island Brewhaus”輸入販売事業
『Golden Harvest Beer』運営
・旅のキュレーションメディア『airy ground』主宰