いつからだろうか、ゲームセンターに行かなくなったのは
僕はアラフォーなので90年代前半の格闘ゲームブームど真ん中の世代でして、
中学、高校とゲーセンに通いまくった
友達とも行ったし、自分一人でも行った
商店街の駄菓子屋の前にあるオレンジ筐体(20円とかでゲームできた)とかもやりまくった
20代になってからはゲーセンにほとんど行かなくなった
ちょうど2000年代に入って、格闘ゲームも複雑になり、音ゲーがどんどん増えて行ったりの時期
もう学生でもなくなったから自然とゲーセンに行かなくなってしまっていた
そんなゲーセン離れしている僕だけど、最近読んだ漫画が面白くて大ハマりした
『ハイスコアガール』という漫画
90年代のゲーセンを舞台にしたラブコメ漫画
作者の押切蓮介先生は僕と同年代なのでゲーセンの描写が、「ああ、わかる!」って感じで
いつの間にか忘れていたゲーセンへの想いを蘇らせてくれた
そして押切蓮介先生の『ピコピコ少年』という作品
こちらはストーリーものではなくエッセイ漫画
あの頃のゲーセンを描いている
そんな押切蓮介先生はまさに現役のピコピコ少年
これからミカドで愉快で楽しいヴァンパイアハンター大会、がんばるぞ。 pic.twitter.com/whifrw3L3H
— 押切蓮介 (@rereibara) 2017年3月26日
漫画を書きつつゲーセンにも足繁く通っている
そんな押切先生の行くゲーセン『ミカド』ってどんなところだろうと思い行ってきました
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あの頃のゲーセンがあった
ミカドは高田馬場駅のすぐそば、線路脇にあった
ちょっと古めのビルの1階と2階がミカド
中に入ると意外に広くてびっくり
懐かしいゲーム筐体がたくさんある!
功夫老師やデパートの屋上にあったわたがし機まである!
しかも大型の体感ゲームまで
ダライアスやアタリのスターウォーズなんて初めて見た
ピンボールも90年代のゲーセンには絶対あったなーなんて思い出しながら店内を散策
もうこの時点で懐かしすぎて涙が出そう
やばすぎる
ゲーセン版のスーパーマリオブラザーズだ!
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伝説のゲームとの再会
階段の踊り場のところにもテーブル型筐体があって、見たらなんと
やばすぎる!
海賊版のスト2(通称レインボー)だ!
このスト2は、スト2ダッシュが出たあとにリリース(カプコンオフィシャルではない)されたやつで
いわゆる改造されたスト2
とにかく無茶苦茶な改造がされていて、歩くスピードは普通のスト2の2倍以上
波動拳やソニックブームを連射できるし空中でも打てる
しかも相手に自動追従するし、ソニックブームはタメなしで打てる
というめちゃくちゃな改造がされている
これ中学生の時に友達の家の近くのおもちゃ屋の前にあってやりまくった記憶がある
20年ぶりのプレイ
もちろんワンコインでクリアーしました
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思い出の味
あともう一つ僕の大好きだったゲームがあった
ナムコからリリースされていた『スプラッターハウス』
家の近くの商店街にあるゲーセンで瓶のドクターペッパーを飲みながらこのゲームをやるのが大好きだった
いまは瓶のドクターペッパーなんてないのでとりあえず缶のドクターペッパーを買ってプレイ
この味とこのゲームが僕を少年時代に戻してくれた
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ゲームは古いが今の時代にちゃんと迎合している
2階はさらにたくさんのゲーム筐体がある
1階にはない50円プレイのゲームも山盛りある
僕が行った日はミカド大感謝祭と銘打っていて
12−18時まで50円プレイのゲームは1,000円の定額でプレイし放題という太っ腹なイベントをやっていたり
「餓狼伝説スペシャル」のトーナメント大会も行っていた
大会は実況の人がいたり、対戦模様を配信したりしていて
ただ単にレトロゲームを置いて遊ばせるのではなく、ゲーセン側からのお客さんに対するアプローチがたくさんあって
ああ、ゲームは古くてもちゃんと今の時代のゲーセンとして存在しているんだなと感じた
大会には小学生や高校生の子達も参加していた
本当に面白いものは決して古くならないんだなと。
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まとめ
プリクラやUFOキャッチャーはないけれど、本当にゲームが、ゲーセンが大好きな人たちがここには集まっていた
今の時代は家庭用ゲームでネット対戦もできるし、スマホゲームなら課金なしで無料で遊べたりする時代
ゲーム1回のプレイに100円って、高いととるか、安いととるかはその人次第だけれど
ゲーセンにいてゲームをしているんだっていう体験はやっぱり現場に行かないと味わえない
ノスタルジーでやっているゲーセンではなくて
昔のゲームが今もちゃんと現役で面白いんだと教えてくれるゲーセンだった
そんな頻繁に行くことはできないけれど、自分一人の時間が取れる時はちょっとミカドに行ってみようと思う
お店の情報
『高田馬場ゲーセン ミカド IN オアシスプラザ』
■営業時間
AM10:00~PM24:00
■住所
東京都新宿区高田馬場4-5-10
オアシスプラザビル1F&2F
■TEL&AX:03-5386-0127
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1978年 東京の下町生まれ
高校卒業後にドラマーとして音楽活動を開始
2015年に全ての仕事を辞め家族で世界を見るために妻と子供2人と旅に出る
現在は
旅したり
子育て(というか子供と一緒に育ってる)したり
料理をしっかり作ったりしています
・ブログ『Sparkle in the air』主宰
・ハワイ島のクラフトビール “Big Island Brewhaus”輸入販売事業
『Golden Harvest Beer』運営
・旅のキュレーションメディア『airy ground』主宰