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普通の子育て
娘が生まれたとき
ウチはいわゆる”普通の子育て”をしていたと思う
普通に仕事して
普通に食事して
普通にテレビを観て
普通に音楽を聴いて
何が良い 何が悪いではないが
普通と思ってやってた事も”赤ちゃんにとっては過剰だった”
と、今なら思える
前の記事で書いたように、自分の子には詰め込み教育をしたくないと思っていたけど
周りの意見に結構流されていたようにも思う
区の保育士が来て、
「平均体重より低いからもっと粉ミルクも併用したほうが良い」とか
やたら来る予防接種のお知らせ、ベビーマッサージ、父親学級、などなど
なにか”違和感”を感じながら生活をしていた
子育てなんて初めての事だからホント未知の世界で、新しい仕事についたような感覚だった
だから教わって”ちゃんと子育てできるようになれれば”なんて思っていた
”ちゃんと”ってなんだろうか?
僕ららしさはだいぶ減ってきていた
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シュタイナー教育との出会い
その時、家の本棚にあった本を思い出した
妻が妊娠している時に僕が買った本
ドイツのルドルフ・シュタイナーが提唱した「シュタイナー教育」を特集したムック本
青山にあるクレヨンハウスというお店に結婚前からよく行っていて
僕たちはそこのオーガニックランチバイキングがすごく好きで、
この本を買ったのもランチを食べに行った時なんとなくパラパラ読んで
「これは必要だ」と直感的に思えたので買った
その本には子供に伸び伸びと遊ばせる事の大事さや、なぜテレビなど刺激の強いものが子供に必要ないのかというのがとてもわかりやすく書いてあった
その本を引っ張り出し僕も妻もあらためて読み直した
自分たちの生活を見直すところ、気づきがたくさんあった
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テレビとの決別
ある日、妻が外出をしていて、僕がキッチンでご飯を作っている時に居間ではテレビがついていて娘はそれを観て大人しくしている
とても楽だし、料理も捗る
ふと、テレビを観ている娘の顔を見た時、はっきり言えば生気を感じられなかった
これは「大人が楽だからテレビを見せているだけなんじゃないか?」
「子供には本当は必要のないものなんじゃないか?」
って思えた
テレビを見せることに正直疑問を感じてはいたが、これが決定的な出来事だった
「テレビを見せないと、ぐずったりやりたいことが上手く出来ないかもしれないけどやってみよう」
そう思って僕たちはテレビに布をかけ、娘が寝た後
”観るときだけ布を外す”という事にした
娘はテレビを観なくても全然大丈夫だった
必要なんてなかったのだ
RS
1978年 東京の下町生まれ
高校卒業後にドラマーとして音楽活動を開始
2015年に全ての仕事を辞め家族で世界を見るために妻と子供2人と旅に出る
現在は
旅したり
子育て(というか子供と一緒に育ってる)したり
料理をしっかり作ったりしています
・ブログ『Sparkle in the air』主宰
・ハワイ島のクラフトビール “Big Island Brewhaus”輸入販売事業
『Golden Harvest Beer』運営
・旅のキュレーションメディア『airy ground』主宰