ブログを書く時によくヘッドホンで音楽を聴いている
歌もの
特に日本語の歌だと、どうしても耳がそっちに行ってしまうので、
できる限りインスト(歌なし、演奏のみの楽曲)モノを聴いている
インストと言っても勿論色々あってジャズやレゲエ、ファンクにポストロックも
文字を書く時は出来るだけインストでもメロディアスじゃないものが僕にはあってると思う
なので良くテクノミュージックを聴いている
そして、やはりテクノミュージックと一口に言ってもジャンルは様々で
今流行りのEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)みたいなアゲアゲなのは作業には不向き
できるだけシンプルなミニマルテクノを聴いています
最近はスウェーデンの「minilogue(ミニログ)」という2人組テクノユニットがお気に入り
こんな感じの音です
流行り廃りに流されないようなシンプルな音が気に入ってる
minilogueを最初に知ったのは、「AKIRA」の大友克洋さんのオムニバスアニメ映画
「SHORT PEACE」のオープニング映像で知った
この短編を監督しているのは森本晃司さん
この方はテクノに造詣がかなり深く、アニメとテクノを結びつけた重要人物だと僕は思っている
古くは世界の「KEN ISHII」の「EXTRA」という曲のMVで僕ら世代にかなり衝撃を与えた
「SHORT PEACE」のオープニングを観たとき、
高校のときにKEN ISHIIのEXTRAを聴いた(観た)ときの感動がよみがえる位良かった
そこからminilogueにハマり色々音源などを掘っていく中、
YouTubeで見つけた彼らのドキュメンタリー映像がまた衝撃的だった
このドキュメンタリーは、彼らが使っている音楽機材・パソコン用ソフトを開発している会社が作ってる映像なんだけど
彼らは機材の事や曲作りのワークフローをそんなに多くは語らず
どちらかと言えば精神的なこと、
楽曲や、機材、楽器に向き合う姿勢について語っている
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彼らの曲作りはテクノミュージックでは珍しい”ライブ演奏”に特化しているところ
大体のテクノアーティストはパソコンの画面とにらめっこしながら
”ここはこうしたほうがいい” ”やっぱこうしよう”って
トライ&エラー的に”構築”していくことが多い中
minilogueの2人は楽曲を構成するパーツをそれぞれ下ごしらえしたあとは
2人でディスカッションして森を歩いたり(彼らのプライベートスタジオは森の中にある!)
ヨガしたり、瞑想したりしてから一気に演奏を始める
すげー!
自分の内側と対話して、頭で考えずに”演奏”するからminilogueの楽曲はイキイキとしているんだなと思った。
僕のお気に入りは、このドキュメンタリー映像でも言ってる
「Blooma」がオススメ
RS
1978年 東京の下町生まれ
高校卒業後にドラマーとして音楽活動を開始
2015年に全ての仕事を辞め家族で世界を見るために妻と子供2人と旅に出る
現在は
旅したり
子育て(というか子供と一緒に育ってる)したり
料理をしっかり作ったりしています
・ブログ『Sparkle in the air』主宰
・ハワイ島のクラフトビール “Big Island Brewhaus”輸入販売事業
『Golden Harvest Beer』運営
・旅のキュレーションメディア『airy ground』主宰